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●諏訪圏JC●
●統合までの歩み●

八ヶ岳に抱かれ、諏訪湖を臨む素晴らしい自然に育まれたこの地域を、我々は共通のふるさととして認識しここに結集した。新世紀に我々がめざすまちづくりは、諏訪圏域における夢ある住み良い自立都市の創造である。そして、その実現のため、今ここに諏訪圏青年会議所の創立を宣言する。


●ディスクロージャー●
『業務、財務等に関する
情報公開』


理事長 所信

「諏訪圏域の情熱」発信!

〜次世代へ繋げる自立した諏訪圏域を目指し行動しよう〜

はじめに・・・

 1955年前後、国民所得が第2次世界大戦前を上回る水準に達し、消費革命の時代が幕を開けようとしていました。1960年には、デモ騒動で騒然としていた世情に「所得倍増計画」が発表され豊かな生活が約束されました。国が進めた所得倍増政策は、経済成長率を9%前後で持続し10年間で国民総生産・国民所得を倍増させようというものでしたが、日本の経済成長は当初の予想を越える10.9%平均で推移し、経済大国への道を歩みだしました。重化学工業を始めとする民間の設備投資や技術革新は、新たな需要を生み出し、不足した労働力は地方から集団就職などによって補われました。とくに若年労働層は、第二次産業の基盤を支えると共に、縦割り社会から脱した市民として、新たな都市文化の担い手となりました。また、大量生産方式による価格の低下や、月賦販売が始まったことにより、耐久消費財が急速に普及し、結果として家事労働の低減化による女性の社会進出を可能にさせたのもこの時代からです。高度経済成長は、所得の増加や耐久消費財の普及によって人々の生活水準を向上させ、現在の物質的・金銭的な「豊かな日本」を作り上げましたが、その反面、日本人としての誇りを失い、人に対し「無関心」「無感情」「無責任」と言った言葉を生み出し、現在の社会情勢の荒廃に至っていると思います。

   2007年度 ( 社 ) 諏訪圏青年会議所は、青年会議所会員として誇りを持ち、奉仕の心で活動し、人に感謝の心で接し、責任ある行動をしていくために始動します。そして、Jaycee ( 個人 ) として勇気を持ち、礼儀正しく思いやりの心で、積極的に行動していきます。

次世代へ向けて…

 私たちが活動する諏訪圏域は6つの市町村からなる“まち”です。分権型社会への移行、即ち「地域主権」から必然的にもたらさられる地域間競争が、急速に推進されることが予想される中、諏訪圏域における『夢ある住み良い自立都市の創造』を目指す ( 社 ) 諏訪圏青年会議所は、国が推し進める方向をしっかりと見据え行動し、そこから発生する各地域の問題に対し、地域におけるリーダーとして新たな社会サービス創造の担い手となるような活動をしていくことが重要です。また私たちは、「明るい豊かな社会・諏訪圏」の実現のため統合し、入会をしたメンバーの団体『組織』です。未だ不透明な経済状況の中、民間により近い存在である青年会議所の運動が持つ意味は大きく、各市町村が自立の道を歩みだした今だからこそ、組織として圏域全体を捉える運動に関わり、諏訪圏域をひとつのコミュニティとして圏域内外へ発信していくことが『諏訪圏域の自立』に繋がると確信しております。

 また、三位一体の構造改革の推進により、今後ますます地域で提供される行政サービスの先細りが余儀なくされる中、Jaycee ( 個人 ) として自主自立の責任を市民レベルで支えられるよう地域で活動し、青年会議所 ( 組織 ) として諏訪圏域を『夢ある住み良い自立都市の創造』へ向け邁進していきます。また、各地域で行われる祭事や清掃活動に対し、本年度 ( 社 ) 諏訪圏青年会議所は、行政の枠組みを超え、諏訪圏域を『共通のふるさと』と感じ得るような活動を模索してまいります。

 中央集権から地方分権へと大きな変革の流れの中で、圏域に生きる一人の住民として私たちの目指す社会は、やはり「諏訪圏域が自立できる」地域主権社会ではないでしょうか。国は三位一体の構造改革により各地方に「自立」を促し、2004年諏訪圏域6市町村は「自立」の道を選択いたしました。本年度は、6市町村が自立の道を選択してから初めて行われる統一地方選挙において、 ( 社 ) 日本青年会議所が推進する政策本位のマニフェスト型選挙、地域の特性を考えたローカル・マニフェストの活用が諏訪圏域に必要と考え、 ( 社 ) 日本青年会議所と歩調を合わせて公開討論会の実施を視野に入れた活動をしていきます。

  凶悪犯罪の低年齢化という、社会において最悪の状況を迎えている今、私たちに何が出来るのかもう一度考えてみましょう。「子は親の鏡」と言うように、人間関係においても、親の人間関係をそのまま映し出します。子供たちを取り巻く環境は大人たちが創っていますし、子供たちだけの社会はまさに、大人社会の縮図と言っても過言ではないと思います。学校は仲間をつくり、子供社会で出た問題を子供たちで悩みながら解決したり、勉学や運動に励んだりと、子供たちがいずれ社会に出て行くためには必要な集団生活の場ではありますが、社会生活で適応できるまでの最低限の躾というのは親の責任です。大家族や近所付き合いの中で子育てをし、親としても育てられた戦後とは環境が大きく変化しました。核家族化が進むとともに近隣との付き合いが薄く、親として育つ環境が失われていると思います。子供たちの輝かしい未来のために、家庭の愛情・教師の愛情・友達の愛情・地域の愛情すべてが希薄になりつつある今こそ、子供たちに「夢をもてる環境」を模索するべきだと考えます。

行動する組織へ。そして責任ある組織へ。

 2006年度、北陸信越地区協議会4000有余名を対象とした「地区フォーラム in 諏訪圏」では長野ブロック協議会17LOMの皆様に副主管として多大なるご協力のもと、主管LOMとして様々な経験を積ませていただきました。その中で、LOMの財産として「行動する組織」の必要性を確認できたことが最も重要であったと考えます。 ( 社 ) 諏訪圏青年会議所が企画・立案する事業でなかったにもかかわらず、メンバー一人ひとりが今までの経験を踏まえて積極的に行動したことで、事業(大会)を成功へと導き、多くの感動を与えたのだと思います。青年経済人、社会起業家の集合体である青年会議所は、「行動する組織」「責任ある組織」であり続けていくために、メンバー一人ひとりが共通の認識を持ち対外的な活動をする必要があると考えます。そういった活動をすることが「信頼される組織」へと繋がっていくと思います。また、環境は違えども私たちと同じ志を持った青年会議所メンバーが長野ブロック協議会、北陸信越地区協議会、日本青年会議所、JCIと世界各地にいます。日本人が持つ「OMOIYARI」の精神を私たちメンバーが持つことにより、この圏域の発展にとどまらず、世界平和へと導くものだと思います。自分以外の人の幸せを自分のことのように願う、利他の心を表す「OMOIYARI」の精神を、世界中にいる多くの仲間と共有し、切磋琢磨することで、(社)諏訪圏青年会議所の目的である『夢ある自立都市の創造:諏訪圏』に導くことが出来るのだと確信しております。

 青年会議所は、様々な目的や考えを持ったメンバーが参画している団体だと思います。例会、事業等への不参加は、個々に理由があり、どの理由も否定できないものだと思います。しかし、参加する意識の低下が不参加の理由であるとしたら青年会議所という組織の存在価値はあるのでしょうか。組織を形成する中で大切なことのひとつにメンバー同士の交流があると思います。メンバー一人ひとりに「出席する権利」がある例会、事業等の場を大切に活用し、メンバー相互の交流を深め、青年会議所という団体の活動を実感していただきたいと思います。また、事業を運営するメンバーに敬意を持ち、様々な活動に積極的に参加することが必要と感じます。

   地球温暖化が叫ばれ、世界各地で異常気象が発生し、犠牲になられる方はあとを絶ちません。2006年7月、諏訪圏域に大きな被害を及ぼした豪雨災害でも、尊い命を失われた方がいたことはご存知だと思います。行政は以前より防災マップを作成し、注意を促していたとのことですが、「伝わらない」そして「理解できない」情報は存在しない物と何ら変わることはありません。本年度は、「行動する組織」「責任ある組織」として様々な情報を的確にかつ迅速に理解し、組織として判断する力を養い、対内外に発信、周知していくことが私たちの責務であると考えます。

リーダーシップの構築

 経済状況の低迷に伴う社会秩序の荒廃を認めざるを得ない社会状況の中「責任」「判断」を含む自己管理は ( 社 ) 諏訪圏青年会議所を構成するメンバー一人ひとりが真剣に取り組むべき課題だと思います。これらのことを考慮すれば、組織を構成しているJayceeの資質を更に向上させる取り組みが必要だと思います。そして、青年会議所 ( 組織 ) とJaycee ( 個人 ) との関係を理解し、互いを思いやる気持ちを胸に、Jayceeとしてのあり方を問い続け、組織の利を考えていかなくてはならないと思います。

 私たちは諏訪圏域を生活基盤とし、経済活動を行っています。基盤である「企業」「家庭」「地域」いずれをとっても「より良くしたい」と言う向上心は誰もが持っていると思います。その思いを持ち続けることで、常に自己の成長を心がけ、行動していくのではないでしょうか。そうすることで個々のメンバーの中にリーダーシップが醸成され、自らを取り巻く環境の中で行動することにより、真のリーダーとなっていくと考えます。本年度 ( 社 ) 諏訪圏青年会議所では、自らの生活基盤である企業を成長させるために最も必要とされる資質として、経営について個々のメンバーが学び、個人の資質を高め、企業を通して諏訪圏域の発展に貢献し、諏訪圏域に在住するひとりとして、圏域住民の方々と共に学ぶ場を模索していきたいと考えます。

 私たちが活動エリアとする諏訪圏域には、20万人を超える方々が生活し活動しています。その中心的存在である20歳代〜40歳代、即ち私たちと同世代の方々との多くの「出会い」を体験することは、私たちメンバーにとって多くの情報収集の場であると共に多くの仲間づくりの場であると思います。 ( 社 ) 諏訪圏青年会議所は2001年設立当時、300余名のメンバーを有するLOMでしたが、この6年間で約200名ものメンバーが減少したことは、私たち青年会議所の活動が諏訪圏域の方々に理解されない、そして認められない状態だと思います。私たちの活動を広めていくため、そして夢のもてる諏訪圏域になるためにも、志を同じくする多くの仲間の存在が必要不可欠です。本年度は、私たちと共通の立場の青年が集う各種事業に積極的に参画し、多くの仲間との出会いを大切にし交流を深め、今後の青年会議所活動に繋がっていくよう、全メンバーで会員拡大運動を行っていきます。

出向〜出会いから始まる経験〜

 本年度も(社)諏訪圏青年会議所の代表として日本青年会議所、北陸信越地区協議会、長野ブロック協議会へと多くのメンバーが出向します。出向はLOMから離れた場所に自らを置き、同じ志を持った新たな仲間と出会い、個性をぶつけ合うことで自らの可能性を引き出す機会であるとともに、基盤であるLOMについて改めて考えられる場であると考えます。LOMの活動では得ることの出来ない多く出会いと感動を出向されるメンバーには体験して頂きたいと思います。新たな出会いが生むお互いの信頼関係、切磋琢磨し合う関係、お互いの修練は、今後の(社)諏訪圏青年会議所にとって必要不可欠なことであり、かけがえの無い宝となっていきます。青年会議所が持つ出向という機会と、経験を積んだメンバーが年々増える為にも、出向されるメンバーを皆で支援し、同じ志を共有しましょう。

終わりに…

 JCにおいて経験こそが学びであり、自分自身の成長へとつながります。

 40歳までと限定された中で、一年365日、一日24時間という限られた時間を個々に時間配分し、メンバー一人ひとりが時間を大切にし、計画的に行動していくことが必要だと思います。いかに多くを学び、自分自身を成長させるかは、事業に参画し積重ねた経験によって左右されます。現状に満足している自分の意識を変え、今までに無い経験をすることこそが今求められています。
  JC三信条「奉仕」「修練」「友情」のもと、世界各地で行われる事業に対し全メンバーで参画する意識を持ち行動する事が大切です。自分自身を行動する社会起業家として成長させ、全メンバーの力で ( 社 ) 諏訪圏青年会議所を動かし、諏訪圏域を活力あふれる“まち”にしましょう。




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