委員会紹介Organization

夢への扉委員会

基本方針

 近年の日本は人口減少や少子化、コロナ禍による生活環境の変化、地域のコミュニケーション低下など様々な課題が浮き彫りとなっています。「長野県子ども・若者支援総合計画」内の調査結果で子どもたちは将来に不安を抱え、夢を持っている割合が減少してきています。その他にも2022年3月卒業の県外へ進学をした県出身学生のUターン就職率は36.5%、県内大学生の県内就職率は53.4%と高い数字とは言えないと考えます。このようなデータの背景には自分の将来を想像するきっかけがなく夢を描くことができていない子どもたちが多いのではないでしょうか。地域に誇りを持てておらず、地元で就職をしたい、戻りたい、残りたいという考えが生まれていないことが原因のひとつにあると考えます。子どもたちが地域を知り、誇りをもてるきっかけと機会をつくることが私たち青年会議所の役割でもあります。
 当委員会では継続的に実施されているわんぱく相撲を実施します。諏訪圏大会を勝ち抜くと県大会、全国大会と次につながるため、真剣勝負の中で子どもたちが目標や夢を持ち、達成するために挑戦する心や相手を思いやる気持ちを育み、努力をする機会を提供します。また、人口減少や少子化などによる時代の変化に伴い、わんぱく相撲の継続が困難になる可能性もある中で、地域に根付いた伝統あるわんぱく相撲を今後も継続させていくためには運営方法などを見直し、次代につながる仕組みづくりが必要だと考えます。そのために、わんぱく相撲の歴史を途絶えさせない活動をおこないます。
 また、諏訪圏域には素晴らしい文化、伝統、技術、昔から継続的に行われている事業など誇れる魅力が多くあります。子どもたちにその魅力を実際に体験してもらうことで深く理解し、自分たちの地域に誇りを持つことができると考えます。さらに、体験するだけでなく自分たちがどのように生活をしているかの社会構造を考えるきっかけをつくることにより、自分たちの住む地域を愛する豊かな心を育むこととなり、夢を描くことができ、定住志向を高めることができると考えます。次代を担う子どもたちが地域を知り、地域に誇りを持ち、夢や未来に立ち向かう行動力を養うために、目標を立てる機会と挑戦をする機会を創出し、子どもたちが自然と将来について考える場となるような事業を展開していきます。
 当委員会の大きなテーマを「夢」と「挑戦」とし、子どもたちに挑戦してもらうだけでなく、私たちも新たな可能性を見つけるために、次代を担う子どもたちの未来に繋げるために1年間活動をしていきます。
 共に、輝く夢をみて明るい未来への扉を開けましょう。

事業計画

項目実施時期
第239回例会(わんぱく相撲諏訪圏大会)05月
わんぱく相撲の調査・研究04月~08月
エースドッジボール大会09月
諏訪圏フォーラム(夢への扉委員会)10月

その他・依頼・協力・引率事項

項目実施時期
全体会議への引率01月
わんぱく相撲長野県大会への引率06月
わんぱく相撲全国大会(男子)への引率08月
わんぱく相撲全国大会(女子)への引率09月
青少年団体の窓口(湖周)随時